脱毛期間中は肌や毛穴の状態に気を使わないとすぐに肌が荒れてしまいます。脱毛効果やペース(施術と施術の間隔)を乱さないためにも、普段のケアが欠かせません。
この記事では毛嚢炎とその原因・ケア方法・対処法などとともに、実際に毛嚢炎になった私の経験と施術が延期になったお話を紹介します。
目次
毛嚢炎とは
毛嚢炎とは、毛穴の奥にある毛根を包んでいる毛包と呼ばれる組織に細菌が入り込み、膿がたまりニキビのような状態になったり赤く炎症を起こしてしまうことです。
毛嚢炎の原因
では、なにが原因でこのような症状が出てしまうのでしょうか?
- 脱毛前の自己処理でのカミソリ負け等
- 不衛生的な状況が長時間つづく
- 肌の乾燥
- レーザー照射による皮膚のバリア機能の低下
これらの条件が揃うとかなりの確率で毛嚢炎になります。特にレーザー照射後は肌が非常に弱っているため、しっかりとしたケアが必要です。
毛嚢炎になりやすい部位
毛嚢炎は太い毛が生えるところで起こりやすいです。具体的にはヒゲ、ワキ、ビキニライン、太もも、スネなどです。
私は全身脱毛をしているのですが毛嚢炎になったのは太もも、スネ、ヒゲだけです。ヒゲの場合は朝の洗顔と夜の入浴で清潔が保たれるのと、基本的に顔は服に触れないため細菌の入る可能性はそれほど高くないですが、下半身は洗うのが疎かになりがちなのとズボン(パンツ)に触れるため汗をかきやすく、その分細菌が繁殖しやすいため注意が必要です。
毛嚢炎により脱毛が延期に
これは私の太ももの画像です。よく見ると赤い炎症とともにニキビのような毛嚢炎になっているのがわかります。
どのタイミングで毛嚢炎になった?
私の場合、脱毛後ではなく脱毛前に毛嚢炎になってしまいました。
実は下半身脱毛のキャンセル待ちをしようと、予約していない段階ですねと太ももの毛をすべて剃りました。
結局その日にキャンセルが出なかったのであきらめたのですが、3日後くらいに下半身にこのような赤みが出始め、毛嚢炎の症状も出てきました。
そして約1ヵ月が経過し、下半身脱毛の当日を迎えました。自宅の風呂でまた毛を剃ったのですが、全然肌の状態が回復していないことに気づきます。この時は「このくらいの肌荒れなら問題ないだろう」と思っていたのですが、クリニックに行ってみたら太ももにレーザーは照射できないと判断せれ、泣く泣くスネのみの照射となりました。
毛嚢炎と1ヵ月で回復しなかった原因は?
考えられる原因としては
- シェービング時にカミソリで何回も往復させて肌を傷つけてしまった
- 剃った後に保湿を全くしなかった
- 8月だったために汗をかいてばい菌が毛穴に入り込んでしまった
- 風呂で十分に下半身を洗っていなかった
- 肌荒れに気づいた後も、保湿などのケアを怠った
これらが考えられます。
脱毛延期を判断したスタッフの見解
当日は脱毛延期と言われただけでショックでしたが、もっと怖いことも言われました。
「できれば皮膚科に診てもらったほうが良い。もしかしたら跡や色素沈着が残るかもしれません」と。
驚きました。毛を剃って肌が荒れただけなのに、この跡が消えないかもしれないなんて...
結局皮膚科には行かずに風呂で患部をしっかり洗って保湿クリームをこれでもかってくらい塗りたくることで対応しています。幸い、徐々に良くなってきています。
毛嚢炎の予防法
予防法としては以下の通りです。
- 毛の自己処理ではカミソリではなく電気シェーバーを使う
- カミソリを使う場合は何回も同じ箇所を往復させない
- 自己処理・脱毛施術後はクリーム等でしっかりと保湿をする
- 夏などは汗をかいているため家に帰ったらすぐに風呂に入る
電気シェーバーは刃と肌が直接触れないため、肌を痛めにくいです。また、カミソリは直接触れるので肌に傷がつきます。何往復もしないように気をつけましょう。
自己処理や脱毛後の肌はダメージを受けているため敏感です。保湿することでしっかりとプロテクトしましょう。
汗ばむと最近が繁殖しやすいです。汗をかいた状態で長時間過ごすと細菌が毛穴に入り込む可能性が高まるのでk気をつけてください。
毛嚢炎の対処法
対処法も予防法とほぼ同じです。清潔な状態を保ちしっかり保湿することで段々と症状は改善するはずです。
ただ、やはり1番理想的なのは皮膚科に行って診てもらうことでしょう。
たかが毛嚢炎と思って放置していつまでたっても跡が消えなかったら最悪ですからね。
まとめ
- 毛嚢炎とは毛穴に最近が入りニキビや赤い炎症ができる症状のこと
- 脱毛後や自己処理後など、肌が弱っているときに発症しやすい
- 太い毛が生えるヒゲ・ワキ・もも・すねなどは要注意
- 毛嚢炎の状態でクリニックに向かうと状態によっては施術が延期になる
- 対処法としては保湿はマスト。理想は皮膚科に行くこと
ここまでを読んでいただきありがとうございます。
この記事が毛嚢炎について考えていた人の役に立てたなら幸いです。
ぜひ参考にしてみてください‼︎