これを読んでいる人であれば、脱毛が1回では終わらないことは分かっていると思います。
体毛には毛周期と呼ばれる「毛が生えてから抜け落ちるまでの毛の成長サイクル」があり、成長期の毛にレーザーを照射しないと脱毛効果が得られないからです。
毛周期について詳しく
毛周期は毛1本ずつでバラバラな為、間隔を空けて複数回の施術が必要です。
この記事では、どれくらいの間隔を空けて次の脱毛の予約を入れれば良いのかを、部位別、回数別に分かりやすく解説します。
脱毛完了までの回数と期間
空ける間隔を見る前に、前提となる必要回数と脱毛完了までの期間を確認しましょう。こちらが一覧表になります。
スクロール
部位 | 自己処理が楽になる回数 | ツルツルになる回数 | 脱毛完了までの期間 |
---|---|---|---|
ヒゲ | 3〜6回 | 10回〜 | 1年弱~3年 |
ワキ | 2〜3回 | 5〜6回 | 4ヶ月~1年 |
胸・腹 | 3〜5回 | 5〜8回 | 6ヶ月〜2年 |
腕 | 2〜3回 | 5〜6回 | 4ヶ月~1年 |
手・指 | 2〜3回 | 5〜6回 | 4ヶ月~1年 |
VIO | 3〜6回 | 10回〜 | 6ヶ月~3年 |
下半身 | 3〜5回 | 5〜8回 | 6ヶ月〜2年 |
部位や目指す状態によって必要な施術回数が違います。今回問題となるのは、これらの各回の間隔です。
何週間の間隔を開ければ良いのか?
クリニックごとに良しとされる間隔は微妙に違うこともありますが、総合的にまとめるとこのようになります。
1〜2回目 | 3〜4回目 | 5〜最終回 | |
---|---|---|---|
ヒゲ | 6~8週間 | 6~8週間 | 8~12週間 |
身体 | 8~10週間 | 8~10週間 | 10~14週間 |
ヒゲ
ヒゲは身体に比べると毛周期のサイクルが早いため、間隔も比較的短くていいです。
個人差にもよりますが、最初の数回は6~8週間くらいの間隔でOK(ゴリラクリニックは8~12週間が適切な間隔であるとしています)ですがそれ以降は徐々に間隔を伸ばした方が脱毛効果が高くなります。
基本的には、新しい毛が十分に生え揃った時が次の脱毛のタイミングです。
回数を重ねると新しい毛の成長スピードが遅くなり、生え揃うまで時間がかかります。そのため、4回目くらいからは自分の毛の状態をよく確認して余裕を持って予約を取るようにしましょう。
身体
ヒゲに比べて毛周期が遅いため、2回目から2ヶ月近く空ける必要があります。(ゴリラクリニックは10~14週間が適切な間隔であるとしています)
何回か回数を重ねるとヒゲ同様、毛の成長が遅くなるため十分に期間を空けましう。
脱毛効果を最大化するために
脱毛をしている人は基本的に早く脱毛を完了したいものです。そのため比較的早いペースで予約を入れる人が多いのですが、脱毛効果を高めたい場合は表に記載した期間以上の間隔を空けることをオススメします。
間隔を空きすぎたらどうなる?
脱毛の間隔はなるべく長めに取った方が脱毛効果が高いことはわかりました。しかし、前回の施術から1年、あるいは2年過ぎてしまったらどうなるのでしょうか。
答えとしては、期間が長く空いてしまったとしてもそれまでに重ねてきた脱毛の効果は消えませんので安心してください。一度破壊された毛母細胞は再生しません。
まとめ
- 最初の数回はヒゲ6~8週間、身体8~10週間。毛の成長が遅く感じたらさらに間隔を空けよう
- 脱毛効果を最大化したいなら急がずに目安の間隔以上我慢すること
- 前回の施術から期間が空き過ぎても心配無用。一度死んだ毛根は基本的には再生しません