脱毛を考えている人の中には、家庭用脱毛器は本当に効果があるのか気になっている人も多いでしょう。
私もメンズリゼの全身脱毛を申し込む前は、家庭用脱毛器についてよく調べたものです。
この記事では、家庭用脱毛器が本当に効果がないのか、メリット・デメリットなどをわかりやすく解説します。
家庭用脱毛器にも色々ある
一口に「家庭用脱毛器」と言っても何種類かあります。
脱毛器の種類 | 代表的な機種 |
---|---|
レーザー脱毛 | トリア(tria) |
光脱毛 | ケノン(kenon) |
サーミコン脱毛 | ノーノーヘア |
家庭用レーザー脱毛器
あらゆる脱毛法の中でも効果が高いレーザー脱毛。本来であれば医療機関でしか許されない医療行為であり、永久脱毛が可能です。
しかし、家庭用脱毛器となるとクリニックのそれよりも出力が低いため、効果も弱く、永久脱毛効果はありません。
仕組み
毛の黒色(メラニン色素)に反応するレーザーを照射し、毛母細胞を破壊することで毛の再生を防ぎます。これはクリニックでも同じです。
痛み
レーザー脱毛と聞くと「痛そう」と思うかもしれませんが、出力が弱い分クリニックほどの痛みはありません。
それでも痛みはあり、中には耐え難いと思う人もいるようです。
脱毛器「トリア」
レーザー式で1番有名な機種です。
価格は¥56,800
その他詳細は→トリアの公式サイト
家庭用光脱毛器
主にエステやサロンなどで行われる光脱毛。
脱毛効果はレーザー脱毛よろも低く、永久脱毛はできません。一時的な減毛だと思ってください。
仕組み
レーザー脱毛と同じく、光脱毛でもメラニン色素にレーザーを当て毛母細胞にダメージを与えます。
痛み
先ほど紹介したトリアよりは痛みが少ないが、全く痛くないわけではないです。
脱毛器「ケノン」
あらゆる家庭用脱毛器の中で1番有名で効果が高いとされる機種です。
価格は¥69,800
その他詳細は→ケノンの公式サイト
サーミコン式
サーミコン式という聞き慣れない言葉が出てきました。これはサロンにもクリニックにもない脱毛法です。
一体どのような方法なのでしょうか?
仕組み
熱で毛を切るという独自の技術で脱毛します。毛母細胞に作用を与えるわけではないため、脱毛ではなく除毛と言ったほうが正確でしょう。
永久脱毛ができないのはもちろん、減毛も期待できません。
痛み
毛根を破壊しないため痛みはありません。また、カミソリのように刃が直接肌に触れることがないため、肌へのダメージも少ないです。
脱毛器「ノーノーヘア」
このノーノーヘアがサーミコン方式の特許を取っているため、唯一無二の機種になります。
価格は¥28,381
その他詳細は→ノーノーヘア公式サイト
家庭用脱毛器のメリット
家庭用脱毛器に永久脱毛効果がないことは分かりましたが、メリットも見てみましょう。
誰にも身体を見られない
サロンやクリニックでの脱毛となると、当然ですが施術スタッフに身体を見られます。
腕や足なら良いですが、VIO(デリケートゾーン)などは見られたくない方もいるでしょう。
自宅で簡単
サロンやクリニックだと事前の予約がないと施術ができません。中には2ヶ月以上予約が取れないところもあります。
家庭用脱毛器であれば自分の好きなタイミングで自宅で気軽に出来ます。
美顔器としてもOK
家庭用脱毛器の中には、美肌効果を謳っている機種もあります。(真偽は分かりませんが)
レーザーがシミやくすみのメラニン色素に反応し、コラーゲンが生成されます。これによりシミやくすみが改善されて美肌になるようです。
照射レベルを変えることで痛みを調整できる
サロンやクリニックでは当然ながら施術スタッフがレーザーの出力を決めます。もちろん痛い場合は言えば出力を下げてくれますが、なんとなく言いにくいものです。
家庭用脱毛器であれば自分で自由自在に出力調整ができます。特に1番効果が高い機種とされるケノンの場合は10段階から選べます。痛みを調整できる点もケノンが人気の理由です。
自分のペースで脱毛できる
サロンやクリニックの場合、ヒゲであれば6週間〜8週間、体で8週間〜10週間くらいの施術間隔が必要ですが、多くの家庭用脱毛器は2週間くらいの間隔で脱毛ができます。
サロンやクリニックより安い
例えば全身脱毛の場合、クリニックであれば5,6回で30〜40万円くらいが相場ですが、家庭用脱毛器(ケノン)の場合は¥69,800なため、脱毛に使えるお金が限られている人には嬉しいですね。
しかしカートリッジを消費し終わったらまた新しいカートリッジを買わないと脱毛ができません。
家族や友達同士で使える
例えば家族の誰かが家庭用脱毛器を持っている場合、それを借りることだってできます。
友達と割り勘して2人で使うのも良いでしょう。
家庭用脱毛器のデメリット
次にデメリットはなんでしょうか?
永久脱毛効果がない
これが最大のデメリットです。
クリニックの医療レーザー脱毛よりも出力が低く、一時的な減毛・抑毛効果はあるものの、それが永久に続くわけではありません。
1番需要のあるヒゲに対しての効果が薄い
ヒゲをツルツルにするには医療レーザー脱毛であっても10回かそれ以上の回数が必要です。家庭用脱毛器では一時的な減毛が精一杯なのはもちろん、その減毛の効果を実感するにも時間がかかります。
背中はやりずらい
背中などのどうしても自分では見えない部位は人にやってもらった方が良いでしょう。
リスクや副作用はないのか?
家庭用脱毛器の性能や安全性は年々向上しており、副作用はないとされています。(そのような報告も聞いたことがありません)
リスクに関しては火傷、色素沈着、埋没毛などがあります。
しかしこれらは光脱毛や医療レーザー脱毛でも同じことです。クリニックの場合は何かあれば最悪医師が対処してくれますが、自宅の場合は自分でどうにかするしかありません。
まとめ
- 家庭用脱毛器は何種類かあり、中には除毛しかできないものもある
- 1番人気があり脱毛効果が高い機種は「ケノン」
- 出力が低いため、永久脱毛は出来ない。一時的な減毛と考えるべき
- メリットも沢山ある
- 副作用はないが、火傷などのリスクは光・レーザー脱毛と共通してある
いかがでしたでしょうか?今回は家庭用脱毛器を特集しました。
この記事が家庭用脱毛器について考えていたあなたの役に立てたなら幸いです。
ぜひ参考にしてみてください‼︎