【メンズ脱毛】レーザーと脱毛機の種類と比較　店舗によって違います‼︎

脱毛効果の高さで有名な医療レーザー脱毛ですが、その理由はレーザーの出力が高いところにあります。

しかし、各クリニックや脱毛する部位によって使われる脱毛機の機種やレーザーの種類が異なります。

脱毛効果、痛み、産毛への効果などはレーザーや機種によって違ってきます。

この記事ではそれぞれのレーザーと脱毛機の特徴を分かりやすく解説し、比較します。

脱毛で使われるレーザーの種類

毛の黒い色（メラニン色素）に反応するレーザーを照射することで毛根の組織を破壊し、毛を生えなくさせるのが医療レーザー脱毛ですが、使われるレーザーの種類は主にアレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、ヤグレーザーの３種類です。

ここで重要なのは、これらはレーザーの名称であり、脱毛機の機種ではないということです。

脱毛機の機種を比べる前に、レーザーの種類とその特徴を知りましょう。

 

アレキサンドライトレーザー

アレキサンドレーザーを使った脱毛は、日本でも古くから採用されてきた歴史ある脱毛法で、現在でも使っているクリニックが沢山あるポピュラーな脱毛法でもあります。

アレキサンドライトレーザーを照射する脱毛機の主な特徴としては、美容効果の高さ、痛み、うぶ毛への効果の無さ、日焼け肌NGなどがあります。

 

仕組み

アレキサンドライトという宝石を使っているという説明がよくされていますが、なにも脱毛機の中に宝石の原石や粉末が入っている訳ではありません。

アレキサンドライトは太陽光下では画像のような青色になり、暗闇で人工的な光を当てると赤色に変わる非常に珍しい性質を持った宝石です。

これと同じような性質の人工合成石を媒介として使っている脱毛機から出るレーザーをアレキサンドライトレーザーと呼んでいます。

 

ダイオードレーザー

アレキサンドライトレーザー同様、ポピュラーなレーザー脱毛法の1つです。

ダイオードレーザーを照射する脱毛機の主な特徴としては、肌質・毛質を問わず使える点、レーザー照射範囲が広いため施術時間が短い、少ない痛みなどがあります。

 

仕組み

半導体を利用し、遠赤外線のレーザーを照射します。これがダイオードレーザーです。

 

ヤグ（YAG）レーザー

工業用のレーザーとして発展し、現在では医療分野でも広く使われているレーザーです。

ヤグレーザーを照射する脱毛機の主な特徴としては、日焼け肌OK、剛毛への効果の高さ、痛みの強さなどです。

 

仕組み

YAGはレーザーを放つための化学反応に使われる鉱物のイットリウム（Yittrium）、アルミニウム（Aluminum）、ガーネット（Garnet）の頭文字を取ったものです。

これらの鉱物を触媒としヤグレーザーが照射されます。

 

人気の脱毛機の種類

どこのクリニックにもある定番の機種から、特定のクリニックにしかない珍しい機種までまとめました。

定番の機種を個別で見ていきましょう。

 

ジェントルレーズ

使用するレーザー：アレキサンドライトレーザー

 

日本の脱毛クリニックで1番普及している定番機種のジェントルレーズ。

部位によってはそこそこ痛いが、その分脱毛効果も高い。

産毛への効果は期待できず、日焼け肌への照射もNG。

波長が短めで肌への負担も最小限。

 

ライトシェアデュエット

使用するレーザー：ダイオードレーザー

 

こちらも定番機種の1つ。ジェントルレーズに比べると痛みが少ないのが特徴。

また、うぶ毛にも高い効果を発揮するため、背中、手の甲・指、ほほなどにも使われます。

 

メディオスターNext Pro

使用するレーザー：ダイオードレーザー

 

近年非常に注目されている機種で、最大の特徴は痛みの少なさです。

なぜ痛みが弱いかというと、他の脱毛機のようにメラニン色素に反応させて毛母細胞を破壊するのではなく、バルジと呼ばれる発毛因子を破壊することで毛の再生を防ぐからです。

私も実際に上半身と下半身の脱毛時にメディオスターを使いましたが、ピリッと若干の痛みを感じる時もありましたが全体的には痛みは少なかったです。

毛の黒い色（メラニン色素）に反応しないため、日焼け（黒い肌）への照射も可能で、うぶ毛にも効果があります。

 

ジェントルヤグ

使用するレーザー：ヤグレーザー

 

メンズ脱毛での人気が高いジェントルヤグ。

1番の特徴は波長の深さでしょう。より深くにある毛根までレーザーが行き渡るため、ヒゲやVIOなどの太くて根深い毛に対しても高い効果が期待できます。しかし脱毛効果が高い分、痛みも強いです。

私はメンズリゼでヒゲとVIOにジェントルヤグを使用しましたが、結構痛かったです。

初回は麻酔をしましたが、正直あまり麻酔の恩恵を感じませんでした。（ 麻酔についてもっと詳しく→脱毛の麻酔は本当に意味があるのか）

痛いといっても慣れれば耐えられないほどではありません。脱毛効果を感じるタイミングも早いため、個人的にはオススメの機種の1つです。

 

ジェントルマックス（G-MAX）

使用するレーザー：アレキ＆ヤグ

 

アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの2つを臨機応変に使い分けることができる複合機です。

日に焼けた肌でもヤグレーザーであれば照射可能。

ただ、メンズ脱毛だと導入しているクリニックの数が多くはありません。

 

その他の脱毛機

定番機でなくても、優秀な新型の機種は沢山あります。

 

エリートMPX（旧型：エリートプラス）

・使用するレーザー：アレキ＆ヤグ

・導入クリニック：メディエススキンクリニック、横浜中央クリニック

2種のレーザーを搭載し、肌質・毛質を問わず用することができます。施術時間が短くて済むのもポイントです。

 

クラリティ

・使用するレーザー：アレキ＆ヤグ

・導入クリニック：新宿美容外科メンズ

アジア人の肌色に適した機種と言われています。また、男性のヒゲ脱毛においても従来機に比べるとそこまで痛くないといいます。

 

LEDA

・使用するレーザー：ダイオードレーザー

・導入クリニック：渋谷セントラルクリニック

施術時間の短さと痛みの少なさが売り。しかし導入店舗が少なく、口コミがあまり無いため痛みについては本当に痛くないのか疑問。渋谷セントラルクリニックでは寝れる麻酔（静脈麻酔）で無痛ヒゲ脱毛も可能とのことですが、本当にこの機種の痛みが弱いのであれば麻酔なんか使わないと思うのだが...

 

まとめ

脱毛機は一長一短です。新型機種に共通して言えることは、施術時間が従来機と比べるとかなり短縮した点です。

クリニックによっては先生がその時々で適切な機種を選んでくれるところや、自分で脱毛機を指定して予約を取るところもあります。脱毛機の特徴を知った上でクリニックを選びましょう。

最後に表にまとめておきます。

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